開幕戦のデータから見る今年の注目選手は?
2017年4月28日(金)午後0:53
今年からトーナメント毎に細かいスタッツが発表されることになった国内女子ツアー。「新しいシーズンが始まってワクワクしている。10代の選手から40代まで幅広い年齢層が競っているので面白い」と日本女子プロゴルフ協会小林浩美会長が話す今年の女子ツアー。
今年の注目選手を開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」のスタッツでチェックしてみた。
【国内ゴルフ応援宣言!】3月は女子特集!小林浩美会長も出演「ぎゅっと週刊国内ツアー」3/6(月)夜11時放送
【ラウンド別平均スコア】
1日目 77.0926(+5.0926)
2日目 73.0556(+1.0556)
3日目 71.7167(-0.2833)
最終日 74.2000(+2.2000)
【ドライビングディスタンス】
1位 葭葉ルミ 262.125
2位 比嘉真美子 255.875
3位 柏原明日架 250.000
4位 川岸史果 248.000
5位 香妻琴乃 246.125
【FWキープ】
1位 イ・ボミ 73.2%(41/56)
1位 不動裕理 73.2%(41/56)
3位 若林舞衣子 67.9%(38/56)
4位 アン・ソンジュ 66.1%(37/56)
5位 柏原明日架 64.3%(36/56)
【パーオン率】
1位 川岸史果 73.6%(53/72)
1位 大山志保 73.6%(53/72)
3位 O.サタヤ 72.2%(52/72)
4位 比嘉真美子 70.1%(51/72)
5位 葭葉ルミ 69.4%(50/72)
【パット数】
1位 福田真未 25.250
2位 香妻琴乃 27.250
2位 全美貞 27.750
4位 アン・ソンジュ 28.000
4位 大城さつき 28.000
強風が吹き荒れた大会初日の平均スコアは77.0926(+5.0926)と、いかに難しかったかがわかる。優勝したアン・ソンジュも初日のスコアは「73」。2日目以降は「67」、「69」、「73」という結果に。
ドライビングディスタンス1位は1人だけ平均260ヤードを超えた葭葉ルミ。葭葉は35位タイと上位フィニッシュとはならなかったが、ドライビングディスタンス1位のほか、パーオン率でも5位にランクイン。昨年、契約していたクラブメーカーのナイキがゴルフクラブの撤退を発表し、開幕前には今年からクレイジーゴルフ、PXGなどのメーカーを使用することを自身のSNSで公開した。新たに投入するギアで、2017年の飛ばしの女王に輝くか注目だ。
惜しくも1打及ばず初優勝を逃した川岸史果だったが、ドライビングディスタンスで4位、パーオン率は1位とショットの実力を示した。今シーズンを期待の若手選手の1人となるだろう。
FWキープ率、パーオン率などショットメーカーの尺度となる部門でそれぞれ1位となった不動裕理、大山志保らベテラン勢にも注目だ。
2017年、国内ツアー番組が増える!新番組「ぎゅっと週刊国内ツアー」スタート
『国内ゴルフ応援宣言!』。 2017年、ゴルフネットワークはとことん!じっくり!ぎゅっと!国内ツアーを様々な番組を通してお届け。3月は国内女子ツアー開幕特集。
国内トーナメントを“ぎゅっと"まとめた情報番組「ぎゅっと週刊国内ツアー」を毎週月曜放送。中継を見逃してしまった方も、もう一度見たい方もこの番組でキャッチアップ!3/6(月)放送の第1回には日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長が緊急出演!小林会長が語る今年の女子ツアーの展望とは?
初回放送日: 3/6(月) 午後11:00?11:15
(写真:Getty Images)