松山、スコアを落とし11位タイ 「(ショットの)感触と結果が伴わなかった」 B.ワトソンがツアー9勝目
2016年6月11日(土)午後3:00
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米男子ツアーの ノーザントラストオープン が現地時間21日、カリフォルニア州リビエラCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は通算8アンダー11位タイで大会を終えた。
トップと3打差の10位タイから逆転を狙った松山は、1番をバーディとするも、3番から連続ボギーを叩くなど、前半をイーブンパー。後半に入ってもボギーが先行する苦しいプレーが続き、5バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー72とスコアを落とす結果に。日本人初の2戦連続優勝とはならなかった。
3番、4番でのバーディチャンスをものにできず、6番でもパットを外したことで8番のボギーに繋がったと話す松山。「良い流れが来そうな時にボギーを打ってしまって、自分から苦しい展開にしてしまった」とグリーン上で苦しんだ1日となった。一方で、ショットは「フィーリングは良かった」としながらも「結果と自分の感触が伴わなかった」と話した。
それでも「これだけパットを外してこの位置にいられるというのは、コースの相性もあるが、良い状態で自信を持ってやれる時がくると最終ホールまで競ることが出来ると思う」と来年以降の優勝争いに自信を見せた。来週からはフロリダでの連戦、“フロリダ・スイング"が始まるが「天候も変わって、池も多くなる。ショットもパットも上手くいくように頑張りたい」と意気込みを語った。
優勝は通算15アンダーまでスコアを伸ばした、ババ・ワトソン(米)。立ち上がりの1番からバーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せると、9番でも1.8メートルに寄せてバーディとするなど、前半を1アンダーでハーフターン。後半も11番で8メートルを沈めるなどショット、パット共に好調で、16番からの連続バーディで抜け出し。1打リードで迎えた最終18番をしっかりとパーセーブし、ツアー通算9勝目を手にした。
一方、トップと3打差の10位タイから逆転を狙った松山は、1番をバーディとするも、3番から連続ボギーを叩くなど、前半をイーブンパー。後半に入ってもボギーが先行する苦しいプレーが続き、5バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー72とスコアを落とす結果に。日本人初の2戦連続優勝とはならなかった。
その他上位は、トップと1打差の2位タイに「67」で回ったアダム・スコット(豪)とジェイソン・コクラック(米)。スコットは1番パー5でイーグルを奪うなど、6番までに5アンダーとしたが、8番パー4でのダブルボギーが響き、2014年以来の優勝に1打及ばなかった。通算13アンダー単独4位には、ダスティン・ジョンソン(米)が入っている。
世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルンランド)は、1イーグル、1バーディ、7ボギーの4オーバー75とスコアを崩し、通算6アンダー20位タイ。34位タイから出たチャール・シュワーツェル(南ア)は2オーバー73でラウンドし、通算2アンダー45位タイとなっている。
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