“諦めなかった”K.キスナーがツアー初V! 岩田は伸ばせず44位タイ
2015年11月29日(日)午後5:04
- この記事のキーワード
米男子ツアーのRSMクラシックが現地時間22日、ジョージア州のシー・アイランド・リゾートのシーサイドコースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ケビン・キスナー(米)が連日の「64」でツアー初勝利を収める中、岩田寛はイーブンパー70と伸ばせず、通算6アンダー44位タイとなった。
3打差のトップで最終日を迎えたキスナーは、フロントナインで5バーディ、ノーボギーの猛チャージをかけて独走態勢に。迎えた後半は1つ伸ばすにとどまるも、通算22アンダーまでスコアを伸ばし、6打差の圧勝で悲願のツアー初勝利を手にした。開幕から若手の躍進が続く米ツアーでは、キスナーが今季6人目の初優勝者となった。
前回出場のWGC-HSBCチャンピオンズで単独2位に入るなど、過去19試合で2位に4度入っていたキスナーは、そのうち3つがプレーオフでの敗退。「これまでの惜しかった試合のおかげで、諦めずに努力を続けることが出来た」と過去の悔しさが糧になったとしつつ「キャディには『まだ十分なリードじゃない』と話していた」とラウンド中に気を抜くことは無かったと振り返っている。
前日の「72」で34位タイまで後退となった岩田は、前半を1バーディ、1ボギーの足踏みで折り返すと、後半はスコアカード通りのプレーでホールアウト。上位陣が軒並みスコアを伸ばす流れについていけず、順位を落として4日間を終えている。
通算16アンダーの単独2位はケビン・チャペル(米)。2週連続優勝を狙うグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算15アンダーで単独3位に入っている。そのほか、ホストプロのデービス・ラブIII(米)はこの日4つスコアを伸ばし、通算7アンダー33位タイとなった。
「RSMクラシック」決勝ラウンドをダイジェスト放送!大会最終日の模様は23日(月)午後11時?お届け!!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日 11月23日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images