岩田、終盤の失速でカットラインに1打及ばず パット復調のGマックが「64」で単独首位
2016年9月30日(金)午後0:50
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米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバが現地時間13日メキシコのエル・カマレオンGC at ザ・マヤコバ・リゾートを舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を終了。岩田寛は第2ラウンドでイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算1アンダー79位タイで決勝ラウンドにコマを進めることは出来なった。
第1ラウンドを59位タイで終えていた岩田は、出だしの1番をボギーとするも、5番から3連続バーディをマークし、2アンダーでハーフターン。後半でも12番から連続バーディを奪うなど、一時3アンダーまでスコアを伸ばしたが、14番をボギーとすると、16番から連続ボギーを叩いてしまい、5バーディ、5ボギーの内容でホールアウト。終盤の失速で、カットラインに1打及ばず、開幕戦以来となる予選落ちとなった。
リーダーボードのトップはグラエム・マクドウェル(北アイルランド)。インスタートとなった前半をノーボギーの4アンダーで折り返すと、バックナインでは2番からの4連続を含む5バーディを奪取。9バーディ、1ボギーの8アンダー64を叩きだした。
2015年は25試合に出場してトップ10が1度のみと苦しい戦いを続けているGマック。世界ランキングも85位にまで落ちているが、今週はかつての強みであったパッティングが好調。2ラウンドで51パット、パーオン時の平均パットは1.46を記録している。「グリーン上で良いプレーが出来ているから続けていきたい」と本人も手ごたえを口にしており。2013年以来となるとなるツアー優勝に向けて最高の位置につけた。
トップと1打差の単独2位にはデレク・ファザワー(米)。通算10アンダー3位タイにはハロルド・ヴァーナーIII(米)とキム・シウー(韓)がつけている。前週優勝のラッセル・ノックス(スコットランド)が通算7アンダー14位タイに浮上。第1ラウンドで100位タイと出遅れていたマット・クーチャー(米)は4アンダー67で回り、通算3アンダー51位タイと大きく順位を上げている。
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メキシコで開催される唯一のPGAツアーイベント。前週のサンダーソンファームズチャンピオンシップを戦った選手たちが引き続き多く出場を予定する大会。昨年大会では、2014-15シーズンを賑わせたダニー・リーや、トニー・フィナウらが上位進出し、大会を盛り上げた。下部ツアーから上がってくる選手たちも、実力十分な若手ばかり。フェデックスカップランク上位勢が不在となる今大会ではルーキーの優勝が本命となるだろう!
写真提供:Getty Images