岩田が来季米ツアー出場権を目指し、入れ替え戦に出場! 過去には石川も参戦
2015年9月27日(日)午後6:36
米男子ツアーとweb.comツアー(下部ツアー)の入れ替え戦である“web.comツアー・最終シリーズ”<第1戦>ホテルフィットネスチャンピオンシップ が、インディアナ州のシカモア・ヒルズ・ゴルフ・クラブを舞台に開幕。岩田寛が来季のレギュラーツアーシード権をかけて参戦する。
計4試合で争われるツアー・ファイナルズは、レギュラーツアーの126位?200位までの75選手、そして下部ツアーの賞金ランクング上位75選手の計150名が出場。4試合での合計賞金額で上位25名に入った者だけが来季レギュラーツアーのシード権を獲得する。2013年には石川遼も参戦しており、第2戦から3戦連続でトップ10入りを果たし、総合13位でツアーカードを獲得している。
そして、今大会には国内ツアーを主戦場としている岩田が出場。今季は昨年11月のWGC-HSBCチャンピオンズで優勝争いの末に3位タイ、8月の全米プロゴルフ選手権では第2ラウンドでメジャー最少ストロークのタイ記録となる「63」を叩き出して21位タイと海外の試合で強さを発揮してきた。
国内ツアーでは現在賞金ランキング2位。長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップでは優勝も果たしており、ツアー通算は2勝だ。パーオン率は28位、フェアウェイキープ率は78位と奮わないものの、平均ストロークで10位、バーディ率は3位と、しっかりとスコアメイクの出来る安定感を持つ。前週の国内ツアー「フジサンケイクラシック」でも最終日に追い上げを見せて4位タイに入るなど調子は上向きなだけに、悲願のシード権獲得に向けて好スタートを期待したいところだ。
その他にも、今季欧州ツアーで2勝を挙げ、世界ランキング40位のアニルバン・ラヒリ(インド)、2009年の全米オープン覇者でツアー3勝のルーカス・グローバー(米)、フェデックスカップ・ポイントランキング127位のスコット・ラングレー(米)、アーノルド・パーマーの孫として知られるサム・サウンダース(米)などツアーに生き残りをかける選手たちも多く出場。レギュラーツアーとは違った緊張感の中でのプレーに注目だ。
「<第1戦>ホテルフィットネスチャンピオンシップ」は全ラウンド生中継!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
PGAツアーの下部ツアーであるweb.comツアー。今大会はその最終シリーズ(合計4試合開催)の初戦だ。同ツアー2月から8月までのシーズンで賞金ランク上位75名と、PGAツアー126位?200位までの75選手、合計150名が出場し、4試合の合計賞金ランク上位25名(web.comツアーメンバーの賞金ランキング上位25名を除く)が翌年のPGAツアーのシード権を獲得するサバイバルマッチといえる。