松山、一時トップ争いも終盤失速で15位タイ 小田は「振り返りたくないぐらいひどかった」
2016年1月11日(月)午後4:00
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現地時間13日に開幕した全米プロゴルフ選手権。早い時間にスタートした松山英樹は2アンダー70で15位タイ発進を決めたものの、午後スタートとなった小田孔明は7オーバー79で140位タイと大きく出遅れる結果となった。
3回目の全米プロとなる松山は、前半からショットがさえ、インスタートの前半で4バーディをマーク。後半に入っても一時5アンダーとするなどトップ争いを繰り広げていたが、上がり4ホールでパーオンを逃して3ボギー。5バーディ、3ボギーの内容だった。
松山英樹 「良いプレーができたが、最後で不安な部分が出てしまった。ただ感触は悪くないので調整したい。(終盤の失速は)風が吹くのは分かっていたので、それに対応できなかった自分の器量の低さ。昨日の練習ラウンドは良くなかったが、後半になって良くなってきて、その感覚は今日もあった。あとは思ったところにボールを運べるように明日までに練習をしたい」
前回ウィッスリング ストレイツで同大会が開催された2010年大会に、日本勢で唯一出場している小田だったが、この日は強風に悩まされ続けたラウンドとなった。5番まではパープレーを続けていたものの、6番で3打目がグリーンをオーバーし4オン、2パットのダブルボギー。バックナインでも6番でダブルボギーを叩き、3ボギー、2ダブルボギーに終わった。
小田孔明 「振り返りたくないぐらいひどかった。風が難しかった。最初は必死にパーを取っていたが、6番のダブルボギーが痛かった。ティーショットがフェアウェイにいかないと難しい。明日は朝に風がないことを祈りながら、風がなければいくしかない。今日はバーディが1つしか取れなかったので、それ分を取り返さないといけない。厳しいだろうが、どんどん行くしかない。明日はバーディだけを考えながらプレーしたい」
また、小田と同じく午後にスタートした岩田寛も5オーバー77で123位タイと出遅れ。現在の予選通過ラインは1オーバーとなっているが、スコアを伸ばして決勝ラウンドにコマを進めることができるだろうか。
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今季メジャー最終戦。プロのみが出場出来る、プロNo.1決定戦だ。今年のホストは、2010年の開催地ウィッスリング ストレイツ。「数える人によって数が変わる」とも言われるほどの大量のバンカー群は、通常プレーに影響するバンカーはそれほど多くないが、プレーヤーに与えるプレッシャーは大きいはず。ミシガン湖に併設されたリンクススタイルコースを制するのは、PGAツアーメンバーか、それとも欧州ツアー勢優位か。
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