2日目の快挙達成からアンダーパー続けた岩田、21位タイ終戦も「ゴルフって難しい」
2015年11月16日(月)午後2:57
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全米プロゴルフ選手権が現地時間16日、最終ラウンドの競技を終了。ジェイソン・デイが悲願のメジャー初優勝を果たす中、17位タイから出た岩田は通算7アンダーにスコアを伸ばし、日本勢トップの21位タイで大会を終えた。
第2ラウンドでメジャー最少スコア(18ホール)&コースレコードとなる「63」をマークし、メジャー参戦4試合目にして初の予選ラウンド通過を果たした岩田。この日は1アンダー71と猛チャージとはならなかったが、3日連続のアンダーパーで4日間を締めた。今週の収穫について「土日のプレーは初めてだったので、それぐらいかな」と話してはいるが、9月に控える米下部ウェブ・ドットコム・ツアー入れ替え戦に向けて手応えをつかんでいるにちがいない。
岩田寛
(今日のラウンドを振り返って)
「ティーショットがあまり初日から良くなくて今日も4、5ホール良くなかったが、ティーショットが安定してからはアイアンとパターが悪くなって…。ゴルフって難しい」
(ラウンド途中からドライバーに改善が見られたが、修正した点は?)
「特にないが、一緒に回ったミケルソンより飛ばそうと思っていたらミスがなくなった。(ミケルソンとのラウンドは)声援で耳が痛かった」
(今後の入れ替え戦等に向けた取り組みは?)
「時期的にもうすぐなのでこれといってやることはないが、いつも通りトレーニングしたり休んだりして過ごす」
一方、24位タイからスタートした松山英樹はこの日2つスコアを落とし、通算3アンダー37位タイと今季のメジャーでは最も低い順位での終戦となった。また、64位タイからの巻き返しを狙った小田孔明は4オーバー76と崩れ、通算72位タイで今大会を終了。「67」と好スコアをマークした2日目の再現とはならなかった。
松山英樹
(今日のラウンドを振り返って)
「なかなかうまくプレーできなかった印象。良いパーセーブもバーディもあったがそれ以上にミスが多かった。しっかりと次の週に向けて何がいけないのかをしっかり把握して頑張りたい」
(今年のメジャーすべてで予選を通過しているが?)
「予選通過できたことは良いことかもしれないが、上位との差も少し離れたところからのスタートが多かったので、そこでレベルの差を感じる。まだまだやるべきことはたくさんある」
小田孔明
(今週を振り返って)
「今日も昨日もドライバーがフェアウェイになかなか行かなかったのは辛い。でも、アイアンやグリーン回りは良くなっているので、この悔しさをバネに2年連続国内賞金王を目指して頑張りたい」