松山、最終18番のダボで14位タイ発進も「今日のようなパットが出来れば、良いスコアで回れる」
2016年3月22日(火)午後4:04
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストンインビテーショナルが現地時間6日、オハイオ州のファイアストーンCCを舞台に開幕。日本勢は松山英樹が1アンダー69で14位タイ、小田孔明は2アンダー68で6位タイスタートを切った。
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出だし1番からバーディを先行させた松山は4番からの4ホールで2ボギーを叩きながらも、バーディも同数記録し、1アンダーで前半を折り返す。迎えた12番で約7メートルのバーディパットを沈めると、14番パー4ではティーショットを右のカート道に入れながらも、グリーン奥のラフから見事なチップインバーディで一時3アンダーまでスコアを伸ばした。
しかしその後の最終18番パー4で落とし穴。4オン2パットのダブルボギーを喫し、5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのラウンドとなった。最後の最後に悔いの残る形となったが、それでも首位との差は4打差。今季初勝利に向け、2日目以降の逆転も十分可能な位置につけている。
競技後、松山は「スタートはうまく切れたと思うが、なかなか安定してバーディチャンスにつけられなかった。そこでショートゲーム頼りになっていた部分もあるし、最後のダブルボギーも仕方ない結果だと思う」とこの日を総括。「そういう部分を明日にはしっかり修正して今日のようなパッティングが出来れば、良いスコアで回れると思う」と上位進出への道筋は見えている様子だ。
昨年の国内ツアー、ブリヂストンオープンの優勝で今大会の出場権を手にした小田は、立ち上がり12番からの4ホールで3つスコアを落とすと、18番はバーディとして2オーバーでハーフターンする。それでも、後半は1番からの6ホールで3連続含む5バーディを奪う猛チャージを披露。最終的に6バーディ、4ボギーのラウンドで好位置につけた。
5アンダー65の単独首位は、今季1勝のダニー・リー(米)。4アンダー66の2位タイにはグラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ジム・フューリック(米)が続いた。3アンダー67の4位タイにはリッキー・ファウラー(米)とジャスティン・ローズの2人が並んでいる。
また、世界ランクNo.2のジョーダン・スピース(米)はイーブンパー70で同No.3のバッバ・ワトソン(米)やザック・ジョンソン(米)らと22位タイ。そのほか、フィル・ミケルソン(米)は6オーバー76と崩れ、単独71位と出遅れている。
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今季WGCシリーズ最終戦。世界6大ツアーのトッププレーヤーが集まる今大会は、メジャーに匹敵するフィールドの厚さ誇るビッグトーナメントだ。昨年大会は、トップと3打差の2位で最終日をスタートした、ローリー・マキロイが「66」をマークし逆転優勝。世界ランクNo.1に返り咲き、改めて強さを見せ付けた。最終日を10位でスタートした松山英樹は、スコアを伸ばすも12位でフィニッシュしている。JGTOからは昨年の「ブリヂストンオープン」勝者の小田孔明が出場予定。日本ツアー賞金王のショットメイキングにも期待したい。大会2日目は8月8日(金)午後11時から放送。 詳しい放送日時はこちら