バンカーに苦しみ3日目は「71」と伸び悩み… 岩田7打差14位タイで最終日へ
2015年8月30日(日)午後0:18
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米男子ツアーとweb.comツアー(下部ツアー)の入れ替え戦である“web.comツアー・最終シリーズ"<第1戦>ホテルフィットネスチャンピオンシップが、現地時間12日にインディアナ州のシカモア・ヒルズGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。岩田寛は1アンダー71と伸び悩み、通算8アンダー14位タイに後退した。
第2ラウンドで「64」を叩きだし5位タイまで順位を上げた岩田。この日も出だしの1番から連続バーディを奪うなど、前半を2アンダーで折り返す。しかし、バックナインに入り停滞。12番をボギーとすると、13番をバーディとした直後の14番でもスコアを落とし、4バーディ、3ボギーでホールアウトとなった。
パーオン率は前日の85.71%から78.57%とわずかに下げたが、第2ラウンドのとの大きな違いはサンドセーブ率。グリーンサイドのバンカーから2打以内でホールアウトする確率を表すスタッツだが、前日は5分の5で100%をマークしていたのに対し、この日は3分の0。4番、14番のボギーはともにボギーが絡んでいるだけに悔しい結果となった。トップとは7打差と優勝は厳しい状況となったが、最終日にスコアを伸ばして上位進出となるだろうか。
通算15アンダーでトロフィ獲得に王手をかけたのは、韓国のドンファン。7バーディ、1ボギーの6アンダー66と大きくスコアを伸ばした。世界ランキング40位のアニルバン・ラヒリ(インド)は、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70で回り、通算12アンダーで単独2位につけている。
トップと4打差の単独3位には7アンダー65を叩きだしたアーノルド・パーマーの孫として知られるサム・サウンダース(米)。2009年の全米オープン覇者でレギュラーツアー3勝のルーカス・グローバー(米)は通算6アンダー24位タイで最終日を迎える。
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PGAツアーの下部ツアーであるweb.comツアー。今大会はその最終シリーズ(合計4試合開催)の初戦だ。同ツアー2月から8月までのシーズンで賞金ランク上位75名と、PGAツアー126位?200位までの75選手、合計150名が出場し、4試合の合計賞金ランク上位25名(web.comツアーメンバーの賞金ランキング上位25名を除く)が翌年のPGAツアーのシード権を獲得するサバイバルマッチといえる。