野村、惜しくも3位T ハナ・ジャンが今季初優勝!
2017年2月19日(日)午後4:54
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間19日、オーストラリアのロイヤル・アデレードGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。野村敏京がイーブンパーで回り、通算6アンダー3位タイで4日間の競技を終えた。
連覇を目指し4打差の7位タイからスタートした野村は、3番でバーディを奪う好スタートを切ったが、5番、6番と連続ボギーを叩く。その後はパーセーブを繰り返すゴルフが続くが、17番で2オンに成功し、この日2つ目のバーディを奪取。トータル2バーディ、2ボギーの内容でホールアウトとなった。
その他日本人勢は、前日「79」と大きく順位を落とした畑岡奈紗は2番からバーディを奪うなど、前半を1アンダーでラウンド。後半も18番でバーディフィニッシュをするなどスコアを伸ばし、6バーディ、4ボギー「71」をマークし、通算イーブンパー30位タイ。一方、23位タイからスタートした横峯さくらは、2番からダボを叩くなど、1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの6オーバー79でラウンド。前日の23位タイから大きく順位を落とし、通算4オーバー58位タイで競技を終えている。
優勝は野村と同組でラウンドし、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたハナ・ジャン(韓)。スタートホールでボギーを叩くなど前半は我慢のゴルフが続く。しかし、13番のバーディを皮切りに、17番パー5ではイーグルを奪うなど、1イーグル、3バーディ、1ボギーの4アンダー69でホールアウト。後続に3打差を離し、ツアー通算4勝目を挙げた。
その他上位陣は、ナンナ・マドセン(デンマーク)が通算7アンダーで単独2位。ロレックスランキング(女子世界ランキング)2位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は通算6アンダーで野村らと3位タイに並んでいる。世界女王のリディア・コ(ニュージーランド)は2つスコアを落とし、通算2オーバー46位タイで大会を後にした。