J.スピースがプレーオフを制す! A.スコットは14位タイ
2016年11月20日(日)午後4:01
豪州&ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンは現地時間20日、ロイヤル・シドニーGCで最終ラウンドの競技を終了。世界ランキング5位のジョーダン・スピース(米)がプレーオフを制し、逆転優勝を果たした。
トップと2打差の2位タイから出たスピースは、出だしの1番から連続バーディを奪取。8番からの4ホールで3ボギーを喫し、一時イーブンパーまでスコアを落としたものの、12番から連続バーディを奪取、さらに16番パー5でもスコアを伸ばして、3アンダー69でホールアウト。通算12アンダーでアシュリー・ホール(豪)とキャメロン・スミス(豪)とトップで並んで、勝負の行方はプレーオフへて持ち越される。
18番で行われたプレーオフは1ホール目で決着。ホールとスミスがパーに終わったのに対して、スピースはパー4での2打目を約4.5メートルにつけて見事にバーディをマークし、勝負を決めた。スピースは2014年に続き、今大会2勝目となっている。
一方、6位タイから出た2009年王者のアダム・スコット(豪)は、1アンダーで折り返した後半の11番でダブルボギー、さらに続く12番でもスコアを落とすと、その後は2バーディ、1ボギーと盛り返すことができず。1オーバー73で18ホールを終えて、通算6アンダー14位タイに終わっている。
単独トップから出た米ツアー通算8勝を誇るジェフ・オギルビー(豪)は、1オーバー73で通算10アンダー4位タイ。米ツアー2勝のジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)が5アンダー「67」で回り、通算9アンダー単独9位となっている。