日本勢苦戦… 野村37位タイ、藍も順位下げる A.ヤンが首位堅持
2016年10月28日(金)午後5:53
米女子ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアが現地時間28日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで第2ラウンドの競技を終了。4人が出場の日本勢は揃ってスコアを落とし、21位タイからスタートの野村敏京は通算イーブンパー37位タイ、前日30位タイの宮里藍は通算4オーバー54位タイまで順位を下げた。
初日は1アンダー70と日本勢唯一のアンダーパー発進を切った野村だが、この日は2バーディ、3ボギーの内容で一歩後退。前半5番までにノーボギーの2アンダーと伸ばしたが、以降3ボギーと落とす一方で苦しい2日目となった。その他日本勢もオーバーパーの苦戦を強いられ、43位タイから出た横峯さくらは2オーバー73で通算3オーバー49位タイ。腰痛により3週間ぶりのツアー出場となった宮里は「75」と崩れ、賞金ランキング79位からの浮上を目指す上原彩子らと54位タイに並んでいる。
優勝争いは、前日2打差首位のエイミー・ヤン(韓)が通算9アンダーで首位堅持。荒天による一時中断を挟みながらも1イーグル、1バーディ、1ボギーの2アンダー69にスコアをまとめ、2位タイのアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、キャンディ・クン(台)、M.J.ハー(韓)に3打差をつけて週末へ向かう。
通算6アンダー5位タイには、2014年全米女子オープン以来の白星を目指すミッシェル・ウィー(米)やハナ・ジャン(韓)、一昨季覇者のフォン・シャンシャン(中)ら。賞金ランク、レース・トゥ・CMEグローブともに2位のリディア・コ(ニュージーランド)が通算2アンダー23位タイに浮上した一方、両ランク首位でプレーヤー・オブ・ザ・イヤー争いもリードするアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は通算1オーバー43位タイに後退となった。