最終18番のバーディでイ・ミンジが今季2勝目 上原は25位タイ
2016年10月23日(日)午後5:23
米女子ツアーのアジアシリーズ今季第4戦、ブルー・ベイLPGAは現地時間23日、中国のジャン・レイク・ブルー・ベイGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。イ・ミンジ(豪)が2アンダー70で回り、通算13アンダーで今季2勝目を挙げた。
前日に「73」とスコアを落とし、6打差を追いつかれたイ・ミンジ。しかし、トップタイから出たこの日は1番からバーディを先行させると、8番でもスコアを伸ばし前半を2バーディで折り返す。後半は16番までパーを重ねる展開が続くと、17番でスコアを落としたが、最終18番で取り返し3バーディ、1ボギーの内容でホールアウトとなった。
通算12アンダー単独2位には、ジェシカ・コルダ(米)。今季5勝のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は17番でバーディを奪いトップタイに並んだものの、最終18番のティーショットで痛恨の池ポチャ。このホールをボギーとし、通算10アンダー単独3位となった。しかし、この結果今大会を欠場したリディア・コ(ニュージランド)をかわして賞金ランキングでトップに立っている。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)5位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算3アンダー単独8位。前週優勝のカルロタ・シガンダ(スペイン)は通算1アンダーで、ミッシェル・ウィー(米)らと並んで10位タイで大会を終えている。
日本勢は38位タイから出た上原彩子が、前半こそイーブンパーで折り返しながら、後半は2バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、トータル4バーディ、3ボギーの1アンダー71をマーク。通算3オーバー25位タイで大会を終えた。一方の横峯さくらは、3バーディ、4ボギーの1オーバー73で回り、通算6オーバー40位タイとなっている。