強豪勢ぞろいで混戦必至! 野村、大山がメダル獲得に挑む
2016年8月17日(水)午後1:00
リオデジャネイロ五輪の女子ゴルフ競技が現地時間17日、ブラジルのオリンピック・ゴルフコースで開幕し、世界34か国60名の強豪が、男子と同じ4日間のストロークプレー形式で激突。日本勢は野村敏京、大山志保の2人がメダル獲得に挑む。
世界女王リディア・コ(ニュージーランド)を筆頭にトップ選手のほとんどがフィールド入りした女子五輪ゴルフ。金メダル獲得に意欲を見せる野村や、かねてから五輪出場を目標に掲げていた大山の2人もモチベーションは高い。野村が今季米ツアー2勝の実力を発揮し、大山も昨季全米女子オープン(5位タイ)のような大舞台での強さを見せれば、混戦必至のメダル争いはさらに混沌とすることだろう。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位で今季米ツアーですでに4勝のコを金メダル候補に推す声は多いが、インビー・パーク、キム・セイヨン、エイミー・ヤン、チョン・インジと世界トップ10が揃う韓国勢のメダル独占も否定はできない。また、今季ブレイクした世界2位アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)やブルック・ヘンダーソン(カナダ)らもメダル候補の一角だ。
そのほか、レクシー・トンプソンにステイシー・ルイス、ゲリナ・ピラーの米国勢や、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)らも目が離せない存在。日本勢やその他各国のダークホースが番狂わせを演じるか、大方の予想通りに世界ランク上位陣がメダルを争うか、予測不能の4日間がいよいよスタートする。