「65」のJ.ローズが金メダルに王手 1打差でH.ステンソンが追う
2016年8月14日(日)午前5:11
リオデジャネイロ五輪の男子ゴルフ競技が現地時間13日、ブラジル・リオデジャネイロのオリンピックゴルフコースで第3ラウンドの競技を終了。ジャスティン・ローズ(英)が6アンダー「65」と猛チャージをかけ、通算12アンダーで優勝に王手をかけた。
トップと4打差の4位タイから出たローズは、1番バーディ、2番ボギーの後、3番パー4、5番パー5でイーグルを奪取し、前半を4アンダーでハーフターン。バックナインデでもその勢いは衰えず、3つのバーディを積み重ねて、トータル2イーグル、4バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。後続との差はわずか1ストロークだが、逃げ切りで金メダル獲得となるだろうか。
1打差単独2位には、全英覇者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。前半こそ1イーグル、2ボギーのイーブンパーと伸び悩んだものの、後半はノーボギーの3アンダーでのラウンドとなった。単独トップから出たマーカス・フレイザー(豪)は1オーバー72とスコアを落とし、通算9アンダー単独3位に後退している。
18位タイから出た世界ランキング6位のバッバ・ワトソン(米)は、連日の4アンダー「67」とスコアを伸ばし、通算6アンダーでデビッド・リングマース(スウェーデン)、エミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)と並んでメダル争いに名乗り。通算5アンダー7位タイには、マット・クーチャー(米)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)らがつけている。
単独50位で大会を折り返したリッキー・ファウラー(米)は、この日のベストスコアとなる7アンダー「64」をたたき出し、通算3アンダー14位タイにジャンプアップ。セルヒオ・ガルシア(スペイン)、グラハム・デラート(カナダ)らが通算2アンダー22位タイとなっている。
日本勢では、37位タイから出た池田勇太が5バーディ、2ボギーの2アンダー69とスコアを伸ばして、通算1アンダー26位タイに浮上。一方で片山晋呉は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと流れをつかむことができず、通算13オーバー単独59位に沈んでいる。