米男子ツアーのバラクーダ選手権が現地時間30日、ネバダ州モントリューG＆CCで開幕。第1ラウンドの競技を終え、岩田寛は6ポイントを獲得して47位タイ発進を切った。

　来季シード確保へ向けて上位フィニッシュといきたい岩田は、前半インコースを2バーディ、ノーボギーでハーフターン。後半は4バーディを奪う一方で2ダブルボギーを喫する出入りの激しい展開も、トータル6バーディ、2ダブルボギーの2アンダー70にスコアをまとめた。（今大会はステーブルフォード方式 アルバトロス＝8点、イーグル＝5点、バーディ＝2点、パー＝0点、ボギー＝?1点、ダブルボギー以下＝?3点）

　15ポイント獲得で単独首位に立ったのはマーティン・レアード（スコットランド）。8バーディを量産しながらボギーを1つに抑える内容で、2位タイに並んだ2013年覇者ゲーリー・ウッドランド（米）、カミロ・ビジェガス（コロンビア）、グレッグ・チャーマーズ（豪）の3人に1ポイント差をつけている。

　その他上位は、13ポイントの5位タイに、ツアー2勝目を狙うブレンダン・スティール（米）、コルト・ノスト（米）ら。前週のプロデビュー戦で3位タイに入ったジョン・ラーム（スペイン）は5ポイント獲得で53位タイとなり、大会3勝目を目指す昨季覇者J.J.ヘンリー（米）は-2ポイントの114位タイと大きく出遅れている