美香、痛恨トリプルボギーで8位タイに後退 3打差で最終日へ
2016年5月22日(日)午前10:16
米女子ツアーのキングスミル選手権が現地時間21日、バージニア州キングスミル・リゾート リバーCで第3ラウンドの競技を終了。2位タイからスタートした宮里美香は1アンダー70で回り、通算7アンダーの首位と3打差8位タイで最終日を迎えることとなった。
2位タイでスタートした美香は、前半、安定したプレーで5番ホールでバーディを奪うと、残りのホールを全てパーセーブとする。1アンダーで折り返すと、迎えた後半、10番ホールで痛恨のトリプルボギーを叩きスコアを落とす。しかし、次の11番から2連続バーディを奪うと16番でもスコアを取り返し、トータル4バーディ、1トリプルボギーでフィニッシュ。2012年8月以来となるツアー2勝目へ向けて逆転を狙う。
その他日本勢は、2アンダー69と伸ばした横峯さくらが通算4アンダー24位タイ。66位タイから出た上原彩子は4アンダーの67とスコアを伸ばし、通算3アンダー32位タイに順位を上げた。野村敏京はイーブンパー71とスコアを伸ばせず43位タイ、この日1つ伸ばした宮里藍は通算イーブンパー57位タイとなっている。
通算10アンダーで単独首位に立ったのは、この日「65」のチャージを見せたアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)。6バーディ、ノーボギーの内容で前回大会のヨコハマタイヤLPGAクラシックに続き、2戦連続優勝を目指す。一方、2日目に単独首位に浮上したリュウ・ソヨン(韓)は9アンダー69で1打差の2位タイ。この日ベストスコアとなったのは「62」でプレーしたチョン・インジ(韓)。9バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで52位タイから2位タイに一気に順位を上げた。