五輪代表争い激化! 渡邉の46位浮上で大山、美香にプレッシャー
2016年5月10日(火)午前10:16
最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が現地時間9日に発表され、日本勢4番手につける渡邉彩香が9ランクアップの46位に浮上。同選手が大山志保、宮里美香との差を大きく縮めたことで、リオデジャネイロ五輪の出場権争いは激しさを増している。
日本勢2番手につける大山は39位、続く宮里は41位で順位変わらず。渡邉は国内女子ツアー、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで単独2位に入ったことによる浮上で、逆転には至らずも前週時点で0.25あった宮里とのポイント差を0.09にまで詰めた。なお、日本勢トップは23位を維持した野村敏京のまま。日本代表は上位2選手の出場が濃厚となっている。
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップを制したレクシー・トンプソン(米)は同ランク3位をキープしており、1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位インビー・パーク(韓)、4位ステイシー・ルイス(米)、5位ブルック・ヘンダーソン(カナダ)に変動は無かった。
一方、米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックで2位タイに入ったエイミー・ヤン(韓)は同ランク6位に浮上。その影響でキム・セイヨン、チョン・インジ(ともに韓)はそれぞれ7位、8位に1つ下げたが、韓国勢の五輪出場圏内につける4人の顔ぶれは変わっていない。そんな中、前週の国内ツアーで4位タイだったイ・ボミは同国8番手の同ランク15位のままで厳しい状況が続く。