松山は優勝予想8位 本命はR.マキロイ、対抗にR.ファウラー
2016年5月5日(木)午前9:16
- この記事のキーワード
米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権が現地時間5日、ノースカロライナ州クエール・ハローCで開幕。マスターズ以来の出場となる松山英樹は、ツアー公式サイトのパワーランキング(優勝予想)で8位にランクインした。
昨季大会では、4ラウンド計27バーディをマークしたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、通算21アンダーの大会記録で圧勝。3年連続3度目の出場となる松山は昨季20位タイに終わったが、今季の平均バーディ数はツアー1位(4.79)を記録しており、去年のマキロイのようなバーディラッシュに期待がかかる。難関の上り3ホール“グリーンマイル”をしのいで伸ばしどころを押さえれば、自ずと上位は見えてくるはずだ。
同ランク1位はやはりマキロイ。過去6度の出場で5度のトップ10入りを果たし、今大会で唯一複数勝利を挙げている相性の良さは何よりの好材料と言える。対抗本命の2位に入ったリッキー・ファウラー(米)は、翌週に連覇のかかるザ・プレーヤーズ選手権を控える中、勝利で弾みをつけたいはず。2月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで惜敗を喫した相手・松山とのペアリングもモチベーションを高めているだろう。
同ランク3位には2013年以来の勝利を狙うフィル・ミケルソン(米)が入り、4位にマスターズ以来の復帰戦となるアダム・スコット(豪)、5位にジャスティン・ローズ(英)が続いた。そのほか、2014年以来のタイトル奪還を目指すJ.B.ホームズ(米)が6位。ここまでツアー1位のトップ10入り回数(8回)を記録しているパトリック・リード(米)が7位に入っている。