藍、野村が9位タイで週末へ 首位はJ.シン 1打差2位タイにL.コ
2016年3月26日(土)午後1:33
米女子ツアーのキア・クラシックは現地時間25日、カリフォルニア州のパークハイアット・アビアラGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本勢は、宮里藍と野村敏京の2人がトップと5打差の通算5アンダー9位タイで決勝ラウンドに進んだ。
初日の「67」で首位タイ発進を切った宮里。インスタートのこの日は、前半13番でバーディが先行も後が続かず、スコアカード通りのプレーを続けて1アンダーのまま折り返す。すると、後半は出だしからボギー、バーディと一転して出入りの激しい展開。結局アウトコースは2バーディ、3ボギーで後退となり、イーブンパー72で2日目を終えている。
今季2勝目を目指す野村は、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で前日14位タイからの浮上。ムービングサタデーでさらなる上位進出を狙う。一方、26位タイから出た横峯さくらは通算1アンダーから伸ばせず、29位タイにわずかながら後退。そのほか、宮里美香は通算3オーバーでカットラインに1打及ばず。通算7オーバーに後退した上原彩子は、これで出場5試合連続の予選落ちとなった。
通算10アンダーの単独首位は、ツアー初優勝を目指すジェニー・シン(韓)。1打差の2位タイにロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のリディア・コ(ニュージーランド)、前日首位タイのブリタニー・ラング(米)が並んだ。5位タイから順位を上げたコは、5バーディ、ノーボギーの「67」でホールアウトしている。
通算8アンダー4位タイは、世界No.2のインビー・パーク(韓)、今季1勝のキム・ヒョージュ(韓)の2人。同No.4のステイシー・ルイス(米)は美香と並ぶ29位タイにつけた。