現地時間14日に最新のロレックスランキング（女子世界ランキング）が発表され、国内ツアーのヨコハマタイヤゴルフトーナメント ＰＲＧＲレディスカップで今季初勝利を挙げたイ・ボミ（韓）は前週の18位から16位に浮上。一方、同ランク日本勢トップ3の宮里美香、野村敏京、大山志保は前週の順位を維持している。

　同大会では、3打差3位タイで最終日を迎えたイ・ボミが柏原明日架、飯島茜とのプレーオフを制してツアー16勝目。開幕2戦目にして今季初Vを飾り、世界ランクでは2ランクアップとなった。とはいえ、強豪揃いの韓国勢では依然8番手のままで、リオデジャネイロ五輪出場へは厳しい戦いが続く。

　米ツアーがオープンウィークだったこともあり、美香は36位、野村は41位をキープ。同じく出場の無かった大山も42位で変わらなかったため、美香と野村が五輪出場圏内を維持した。この3人に次ぐ日本勢は、前週の国内ツアーで7位タイとなった上田桃子が同ランク59位、同4位タイの渡邉彩香は同60位とそれぞれ1つ順位を上げている。

　また、同ランク上位陣に大きな変動はなく、トップ3は1位リディア・コ（ニュージーランド、インビー・パーク（韓）、3位レクシー・トンプソン（米）のままで、トップ9までは前週から変わらず。前週11位のブルック・ヘンダーソン（カナダ）が1つ上げ、初のトップ10入りとなった。