野村が世界ランク41位で五輪圏内に 日本勢トップは36位美香
2016年3月8日(火)午後0:43
現地時間7日に最新のロレックスランキング(女子世界ランキング)が発表され、米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズで15位タイに入った宮里美香が2ランクアップの世界36位で日本勢トップを維持。同大会27位タイだった野村敏京は日本勢2番手の同41位に浮上し、リオデジャネイロ五輪出場圏内につけた。
同ランクで前週まで日本人3番手だった野村が2ランクアップとなった一方、国内ツアー開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで19位タイだった大山志保は同42位で変わらず。これにより、現時点では美香と野村が五輪出場圏内となり、0.01ポイント差で大山は圏外に後退。4番手以降は、上田桃子(60位)、渡邉彩香(61位)、横峯さくら(66位)と続いている。
また、五輪出場権争いが最も熾烈な韓国勢にも動き。HSBC女子チャンピオンズで今季2勝目を挙げたハナ・ジャンが世界ランク5位に5つ上げ、同国6番手から2番手までジャンプアップ。現時点でランク上位から順にインビー・パーク(2位)、ジャン、エイミー・ヤン(6位)、キム・セイヨン(7位)が出場圏内となり、同8位のチョン・インジは韓国勢5番手に後退した。なお、国内開幕戦で単独6位のイ・ボミは同国8番手の世界18位のまま。
世界ランクトップ4は、1位リディア・コ(ニュージーランド)、2位パーク、3位レクシー・トンプソン(米)、4位ステイシー・ルイス(米)で前週から変わらず。なお、リオ五輪の出場選手は、7月11日時点のオリンピックランキング(世界ランクに基づく)によって決定され、世界15位までの選手は各国最大4人が出場可能となっている。