片山が28位タイ浮上 宮里は失速 J.ドナルドソンが堅首
2015年12月12日(土)午前11:24
アジアンツアーのタイランドゴルフ選手権は現地時間12日、タイのアマタスプリングCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。片山晋呉が2アンダー70で回り、通算3アンダー28位タイに浮上した。
マスターズの出場条件のひとつである年内の世界ランキング50位以内を目指す片山。初日は33位タイとなっていたが、この日は5番パー3でバーディが先行。さらに前半のうちにもう1つスコアを伸ばして2アンダーで折り返す。バックナインでも最初の10番をバーディとしたが、11番、13番ではボギーを叩いて後退。それでも最終18番で取り返し、4バーディ、2ボギーでホールアウト。世界ランキングNo.4のバッバ・ワトソン(米)らと並び、決勝ラウンドでは更なる上位を目指す。
一方で、初日7位タイと好発進を決めていた今季国内ツアー賞金ランク2位の宮里優作は失速。3バーディをマークしたものの、9番、12番と2度のダブルボギーが響き、3バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの2オーバー74。通算2アンダー38位タイに後退している。また、その他日本勢では川村昌弘と小平智が通算イーブンパー58位タイで予選を突破。谷昭範は通算4オーバー99位タイで決勝ラウンドへコマを進める事ができなかった。
リーダーボードのトップは、初日から変わらずジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)。4アンダー68で回り、通算13アンダーまでスコアを伸ばした。トップと2打差の単独2位にはマーティン・カイマー(独)。通算9アンダー3位タイにはセルヒオ・ガルシア(スペイン)とマシュー・フィッツパトリック(英)が並んでいる。日本ツアーの今季賞金王、金庚泰(韓)は通算2オーバー77位タイで予選落ちとなっている。