J.スピースが連覇に向けて4打差3位タイに浮上 金谷は予選落ち
2015年11月27日(金)午後5:47
豪州&ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンが現地時間27日に第2ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)が3アンダー68で回り、通算3アンダー3位タイに浮上した。
初日を19位タイで終えていたスピースだったが、この日は立ち上がりの1番でいきなりバーディを奪取。さらに4番、7番でもスコアを伸ばし、前半を3アンダーで折り返す。バックナインでも14番パー5でバーディが先行したものの、15番から連続ボギーを喫すると、結局最終18番で取り返すに留まり、5バーディ、2ボギーでホールアウト。「6、7アンダーは出せる内容だった。ショットはピンに向かっていたが、中盤でスコアを伸ばすことが出来なかったね」と悔しさを見せたが、トップとは4打差と連覇を十分に射程圏内に捉えて予選ラウンドを終えている。
一方、スピースと同じく19位タイから出たアダム・スコット(豪)は、前後半でボギーを1つずつ喫すると、バーディを奪うことが出来ず、2オーバー73でラウンド。通算2オーバー34位タイに後退し「グリーンがとても遅く、最後まで調整することが出来なかった」と苦戦の要因を語っている。
リーダーボードのトップは、通算7アンダーまで伸ばしたマシュー・ジョーンズ(豪)。2006年全米オープン覇者のジェフ・オギルビー(豪)らが、スピースと同じ通算3アンダー3位タイにつけている。一方、日本人として唯一出場しているアマチュア、金谷拓実(広島国際学院高2年)は14オーバー85と大きく崩れ、通算17オーバー145位タイで決勝ラウンド進出を逃している。