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J.スピース、五輪は「第5のメジャーに値する」
2015年11月27日(金)午後0:02
2016年のリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに復活するゴルフ競技。男女各60人の出場選手が金メダルをかけて72ホールをプレーする予定だが、その影響で2015-2016シーズンの米男子ツアーのスケジュールは全米プロゴルフ選手権(ニュージャージー州バルタスロールGC)が7月に移動するなど、15週間のうちに3つのメジャー大会、フェデックスカップ・プレーオフ、ライダーカップを開催する過密日程となる。
そのため、2013年マスターズ王者のアダム・スコット(豪)が「五輪はエキシビションだ。スケジュールにおいて、最優先するものではない」と発言するなど、選手によって重要度はさまざま。しかし、世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)は「金メダルを勝ち取ることは、メジャー制覇と同等の価値がある」との見解を示した。
「(五輪は)5つ目のメジャーになりうると思う。だから、それにふさわしい準備をするつもりだ」と話した昨季フェデックスカップ王者。「開会式に出席して、選手村に滞在して、様々なアスリートたちと出会う体験が8月に出来ることを楽しみにしているよ」と五輪を待ち遠しにしているようだ。しかし、一方で「残念なのは団体戦でないこと」とも語ったており「ただ、とても難しい戦いになる。多くの国の選手が相手になるのだからね」と国を背負った戦いに期待を膨らませている。