J.スピース、A.スコットは19位タイ アマ金谷は出遅れ
2015年11月26日(木)午後10:04
豪州&ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンが現地時間26日に第1ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)、同No.12のアダム・スコット(豪)はともに19位タイにつけ、日本人として唯一出場しているアマチュア、金谷拓実(広島国際学院高2年)は3オーバー74で70位タイ発進となった。
昨季大会で6打差の圧勝を飾ったスピースは出だし10番からバーディ発進を切ると、そこからさらに1つ伸ばしてハーフターン。しかし、迎えた後半はノーバーディのまま2つのボギーを叩き、3バーディ、3ボギーのイーブンパー71で初日の競技を終えている。
スピースと19位タイに並んだスコットは、前半のうちに2つのダブルボギーを喫して3オーバーの折り返しも、後半に3つ伸ばして何とかイーブンパーにスコアをまとめた。また、世界の強豪を相手に活躍が期待される金谷は、1バーディ、4ボギーの内容で後方からのスタートとなっている。
初日を終えて5アンダー66の単独首位に立ったのはリンカーン・タイ(豪)。1打差の2位にマシュー・ジョーンズ(豪)が続き、2006年全米オープン覇者のジェフ・オギルビー(豪)らが2打差3位タイの好位置につけた。そのほか、リー・ウェストウッド(英)は1アンダー70の11位タイとなり、マーク・リーシュマン(豪)は2オーバー73の46位タイに。ライダーカップ欧州選抜主将のダレン・クラーク(北アイルランド)は4オーバー75と苦しいラウンドを強いられ、85位タイと大きく出遅れている。