国内女子
イ・ボミが短期決戦を制して今季5勝目! 獲得賞金記録も更新
2015年10月11日(日)午後5:51
国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが11日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に最終ラウンドの18ホールを行う予定だったが、濃霧によりスタートが遅れ9ホール(インコース)の競技短縮となり、今大会は45ホール競技が決定。イ・ボミが4アンダー32でラウンドし、通算12アンダーで今季5勝目を挙げた。
トップと1打差の2位タイから出たイ・ボミは11番でバーディをマークしトップに浮上すると、15番からは連続バーディを奪取。その後も1つスコアを伸ばし、9ホールをノーボギーでホールアウトし、後続に3打差をつける圧勝。優勝賞金1,620万円を獲得し、悲願の賞金女王へまた一歩近づいたことになるが、今季の獲得賞金が2009年に横峯さくらが樹立したツアー最高賞金額(1億7,501万6,384円)を更新した。
3年ぶりの優勝を狙った若林舞衣子は、イーブンパー36とスコアを伸ばせず。通算9アンダーで、3アンダー33とスコアを伸ばした藤本麻子と並び2位タイ。トップと4打差の単独4位には木戸愛が入っている。通算7アンダー5位タイには申ジエ(韓)、大江香織、香妻琴乃が並んでいる。
前日に「66」をマークした鈴木愛は1オーバー37とスコアを落とし、渡邉彩香と並んで通算5アンダー10位タイ。アマチュアの永井花奈(日出高3年)は1アンダー35で回り、通算3アンダーで藤田光里、大山志保、成田美寿々と並び13位タイで大会を終えた。