岩田、3日連続アンダーパーで21位タイ 松山は37位タイ終戦
2015年8月17日(月)午前10:30
米男子ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権が現地時間16日、ウィスコンシン州のウィッスリング ストレイツを舞台に最終ラウンドの競技を終了。岩田寛が1アンダー71とスコアを伸ばし、日本勢トップの通算7アンダー21位タイとなった。
第2ラウンドではメジャー大会での最少スコアタイ(18ホール)の「63」を叩きだした岩田。17位タイから出たこの日は3番パー3で3パットボギーを喫するも、6番パー4のバーディで持ち直し、イーブンパーで前半を折り返す。
バックナインでは出だし10番からバーディチャンスを決め切れない我慢の展開が続いたが、15番からの連続バーディでスコアを伸ばし、3バーディ、1ボギーでホールアウト。初日こそ5オーバー77と崩れたものの、3日連続アンダーパーの見事なプレーで今大会を締めた。
24位タイから出た松山英樹は、立ち上がり2番から3連続ボギーを叩くと、5番で1つバーディを挟み、8番パー4ではティーショットミスのペナルティから痛恨のダブルボギー。4オーバーから巻き返しを狙った後半はスコアを2つ伸ばすにとどまり、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74で通算3アンダー37位タイで4日間を終えている。
64位タイでこの日を迎えた小田孔明は1アンダーで迎えた4番でダブルボギーを喫し、1オーバーで前半を終了。後半は5ボギーを喫するなど3つスコアを落とす苦しいラウンドとなり、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76で通算6オーバー72位タイとなった。
通算20アンダーで今大会を制したのはジェイソン・デイ(豪)。同組で回った2位ジョーダン・スピース(米)を3打差でかわして悲願のメジャー初勝利を挙げている。以下、通算15アンダーの単独3位にブランデン・グレイス(南ア)。通算14アンダー単独4位にジャスティン・ローズ(英)が続いた。ダスティン・ジョンソン(米)は通算12アンダー7位タイ、今大会が左足じん帯断裂からの復帰初戦となったローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算9アンダー単独17位となっている。