原がイ・ボミの猛追かわし7年越しのツアー2勝目! アマ新垣はツアー新記録
2015年8月2日(日)午後5:47
国内女子ツアーの新規大会、大東建託・いい部屋ネットレディスが2日、山梨県の鳴沢GCで最終ラウンドの競技を終了。通算9アンダーにスコアを伸ばした原江里菜が、2008年のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント以来となる勝利で初代女王に輝いた。
2打差の単独首位からスタートした原は、イーブンパーで迎えた13番で手痛いボギーを喫するも、直後の14番から意地の連続バーディを奪取。上り3ホールはパープレーとし、3バーディ、2ボギーの1アンダー71で悲願のツアー2勝目を手にした。
通算8アンダーの2位タイは、賞金ランキング1位のイ・ボミと前週からの連勝を目指したアン・ソンジュ(ともに韓)。首位と7打差の22位タイから出たイ・ボミは、立ち上がり3番からの4ホールで3つスコアを伸ばすと、その後の8番で1つスコアを落として2アンダーで折り返す。迎えた後半は出だしからバーディを先行。そこから13番、15番、17番と順調にバーディを重ね、最終18番では長めのバーディパット成功で8バーディ、1ボギーの7アンダー65としたが、優勝した原にはわずかに1打及ばなかった。
通算6アンダーの4位タイには金田久美子、山城奈々、フェービー・ヤオ(台)の3人が並んだ。また、新垣比菜(興南高2年)はアマチュアとしてはツアー初となる3週連続トップ10入りを達成。3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で回り、上田桃子らと並ぶ通算5アンダー7位タイで見事ローアマに輝いている。
また、ホステスプロの江澤亜弥は通算2アンダー17位タイ。菊地絵理香1アンダー20位タイとなった。そのほか、ツアー初白星を目指す香妻琴乃は通算イーブンパー23位タイ。アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)は通算3オーバー40位タイで大会を終えている。