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国内男子

武藤が自身初PO制して3年ぶりV! I.ポールターは2打差4位タイ

2015年6月28日(日)午後5:52

 国内男子ツアーの新規大会「ISPSハンダグローバルカップ」が28日、山梨県のヴィンテージゴルフ倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。武藤俊憲がアンジェロ・キュー(フィリピン)とのプレーオフを制し、2012年8月の関西オープンゴルフ選手権競技以来となるツアー通算6勝目を挙げた。

 首位タイからスタートした武藤は6バーディ、3ボギーの3アンダー68でホールアウト。17ホール終了時点では、この日7バーディ、ノーボギーの猛チャージを見せたキューに1打差をつけられていたが、最終18番のバーディで通算14アンダーとし、土壇場でキューとのプレーオフに持ち込む。

 18番パー5でのプレーオフでは、1ホール目を両者ともに3オン2パットのパーで終えると、同じく18番で行われた2ホール目で決着。キューが4打でグリーンオンする一方で、3オンした武藤が決勝のバーディパットを沈め、自身初のプレーオフを制して約3年ぶりにトロフィ獲得を果たした。

 トップと1打差の3位タイは金亨成(韓)。さらに1打差の4位タイには地元出身の小池一平や招待選手のイアン・ポールター(英)ら4人が並んだ。1打差の4位タイから出たポールターは、3バーディ、1ボギーの2アンダー69と伸び悩み、逆転優勝とはならなかった。

 2011年マスターズ覇者のチャール・シュワーツェル(南ア)はホストプロ藤本佳則らと並ぶ通算10アンダー10位タイ。首位タイから出た矢野東は2オーバー73と崩れ、通算9アンダー16位タイに終わった。今季2勝目を目指した手嶋多一は通算8アンダー20位タイとなっている。

 そのほか、全米オープン帰りの薗田峻輔は4アンダー67で回り、小平智らとともに通算6アンダー36位タイでフィニッシュ。選手会長の池田勇太は通算1アンダー59位タイで今大会を終えている。

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