人気親子大会はランガー組がV! 息子ジェイソンは最年少記録更新
2014年12月15日(月)午後5:01
非公式イベントながら人気のPNCファーザーサン チャレンジは現地時間14日、フロリダ州のリッツカールトンGCを舞台にベターボール方式による最終ラウンドの競技を終了。13アンダー59をマークしたベルンハルト&ジェイソン・ランガー(ともに独)ペアが、通算23アンダーまでスコアを伸ばし後続に2打差をつけて“親子タイトル”を手に入れた。
2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する『ベターボール方式』で行われた最終日。父ベルンハルト&息子ジェイソンで挑んだランガーチームは、最初の7ホールで6つのバーディと1つのイーグルに成功すると、バックナインでもさらに5つのバーディを加えて勝利をつかんだ。
14歳のジェイソンは姉が棄権したことにより、急きょ土曜日にラインナップ入り。2005年にステファン兄弟が記録した15歳での最年少優勝記録を塗り替えた。ベルンハルトは「私はジェイソンを長年にわたって見てきたけれど、この2日間は彼の人生の中で一番のゴルフをした」と称賛。普段は厳しい戦いの世界に身を置くドイツゴルフの至宝だが「この緊張感の中でそれは信じられないよ。彼を誇りに思う」と、この時ばかりは父親の顔を見せた。
以下上位陣は、通算21アンダー単独2位に大会前の識者による優勝予想No.1だったデービス・ラブIII(米)組。通算20アンダー3位タイにカーティス(米)&スコット・ストレンジ(豪)組とビジェイ・シン(フィジー)組、通算19アンダー単独5位にはマーク・オメーラ(米)組が入った。また、息子のニクラウスIIと挑んだ帝王ジャック・ニクラウス(ともに米)は、通算11アンダーで出場20選手中15位タイで大会を終えている。