さくら9位タイで最終日へ! アマ森田、有村はここで脱落…
2014年12月7日(日)午後4:04
来季の米女子ツアー出場権をかけたファイナル・クォリファイング・トーナメント(QT=予選会)は現地時間6日、フロリダ州デイトナ・ビーチのジョーンズC(JC)と、ヒルズC(HC)を舞台に第4ラウンドの競技を終了。ヒルズCをプレーした横峯さくらが2アンダー70をマーク、通算8アンダー9位タイとしてシード権獲得に王手をかけた。
前日、ジョーンズCでベストスコア「66」を記録し、7位タイに浮上していた横峯。この日は、3番でボギーが先行したものの、直後の4番でひとつ取り返し、イーブンパーで折り返す。すると、後半は10番、15番とバーディを奪って2アンダー。順位こそ2つ下げながらも、優先出場権が与えられる20位圏内を着実にキープした。
一方でアマチュアの森田遥(高松中央高3年)、有村智恵はここで姿を消すことに。3日目に79(JC)の大叩きを演じた森田は、4日目も4オーバー76(HC)に終わり通算10オーバー116位タイ。有村は4日間にわたりアンダーパーをマーク出来ないまま(76-78-74-73)、通算13オーバー132位タイで最終日進出とはならなかった。
4日目を終えてトップは、通算15アンダーまでスコアを伸ばしたハナ・ジャン(韓)。3ストローク差の単独2位にこの日7アンダー65と大きくスコアを伸ばしたマリア・ヘルナンデス(スペイン)、更に1ストローク遅れて単独3位には国別対抗戦 インターナショナル・クラウンにも出場した若手の星 イ・ミンジ(豪)がつけている。
その他、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が通算8アンダー9位タイ、ステファニー・メドウ(北アイルランド)が通算7アンダー14位タイ、シャイアン・ウッズ(米)が通算3アンダー32位タイ。今予選会最注目とされた欧州女子ツアー賞金No.1のチャーリー・ハル(英)は、通算2オーバー68位タイで辛くも最終日進出を決めた。
5日間で行われる予選会は、上位20選手に優先出場権、21位から45位の選手には条件付き出場権が与えられる。