A.ブランドが17アンダーで独走態勢に、岩田・川村は外国勢の連続優勝に待ったをかけるか!?
2015年5月16日(土)午後7:15
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日本プロゴルフ協会(PGA)主催の国内男子ツアー今季公式戦初戦、日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯が16日、埼玉県の太平洋クラブ 江南コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日に単独首位に立ったアダム・ブランド(豪)が7アンダー64と大きくスコアを伸ばし、2位との差を6打に広げている。
ピンポジションが難しくなると言われていた3日目だったがビッグスコアが出る展開となり、平均スコアは69.775となった。ブランドは1番ホールでバーディスタートを決めると、14番までに8個のバーディを奪い後続を大きく突放した。鬼門となる15番Par4で、この日はじめてのボギーを叩き勢いは止まったものの、通算17アンダーまでスコアを伸ばした。
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【過酷な欧州ツアーの経験を活かし最終日の逆転Vを狙う川村昌弘(写真提供:JGTO)】
通算11アンダーで2位タイに入ったのは岩田寛と川村昌弘。前半に4アンダー(4バーディ)とした岩田は、バックナインでも一度もスコアを落とすことなく3バーディを奪取。ブランドと並ぶこの日のベストスコアタイとなる7アンダー64で、24位タイから大きく順位を上げた。
3位タイから出た川村はフロントナインだけで5つのバーディ(1ボギー)を奪ったものの、後半は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばし切れなかった。
今季の男子ツアーは開幕戦の「東建ホームメイトカップ」でM・ヘンドリー(ニュージーランド)、続く二戦目の「中日クラウンズ」ではI・J・ジャン(韓国)と外国勢の優勝が続いている。6打差の大差をひっくり返して逆転できるか、最終日の岩田、川村に期待がかかる。
6打差を考えると、後続の選手はとにかくスコアを伸ばすしかない。ポイントになってくるのが1番Par5と15番Par4。1番ホールでは初日、二日目と5人個のイーグルが出たが、三日目はK・T・ゴンの一人にとどまった。最低でもバーディを取りたいホール。イーグル・パーとなれば一気に2打縮まることもある。15番ホールは3日連続でホール難易度1を記録しており、この日も26個のボギーが出ている。スタートホールからトップのブランドにプレッシャーをかけ、バック9の15番までに差を縮めることができるか、最終日の流れを占う1番ホールに注目したい。
「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」最終日は5/17(日)朝7時30分?とことん1番ホール生中継!
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兄弟での同組対決が注目された宮里聖志と優作は、ともに通算9アンダーで藤本佳則らと並ぶ8位タイに。3位タイからスタートした兄・聖志は前後半でスコアを1つずつ伸ばすにとどまり、3バーディ、1ボギーの2アンダー69でホールアウト。5バーディ、2ボギーの3アンダー68だった弟・優作に追いつかれる格好となった。
そのほか、今大会2勝の谷口徹は1アンダー70で通算5アンダーとし、33位タイに後退。近藤共弘は2アンダー69で通算4アンダーとし、尾崎直道らと並ぶ39位タイに浮上した。昨季賞金王の小田孔明は3オーバー74でこの日を終え、通算イーブンパーで61位タイ。また、4オーバー75と崩れた昨年王者の手嶋多一は、通算1オーバーで67位タイに後退している。
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決勝ラウンドはとことん1番ホール生中継!
ゴルフネットワークでは、注目の国内メジャー初戦を「とことん1番ホール生中継」でお届けします。武蔵野の自然に広がる同コースのスタートホールは、真っ直ぐなパー5。気持ちよくドライバーを振り抜き、好発進したいホールだ。
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