“4冠女王”イ・ボミが単独2位浮上!「優勝していい笑顔を見せたい」
2015年5月16日(土)午後5:40
国内女子ツアーのほけんの窓口レディースは16日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。3位タイからスタートしたディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ(韓)がイーブンパー72で回り、首位に1打差の単独2位に浮上した。
今季ここまで出場9戦中6戦でトップ5フィニッシュしているイ・ボミだが、昨年8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント以来、優勝にはあと一歩手が届いていない。第2ラウンドは、前半で2アンダーと順調にスコアを伸ばして首位でハーフターン。しかし後半は15番と17番でボギーを叩いて、ジョン・ジェウン(韓)にトーナメントリーダーの座を譲り渡した。それでも「優勝して最後に良い笑顔を見せたいと思う」と、大会史上初の連覇に向け静かなる闘志を燃やしている。
一方そのジョンは、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72でホールアウト。26回目の誕生日となったこの日は後続との差を広げることはできなかったが、通算5アンダーでしっかりと首位を守りツアー初優勝に王手をかけた。今季はQT18位の資格で国内ツアーに参戦し、6試合でトップ10入り2回(賞金ランキングは30位)。最終日は同ランクトップを走る同郷イ・ボミとの最終組対決に臨む。
韓国勢の優勝にストップをかける一番手は、通算2アンダー単独4位につけた2006年女王の大山志保。「パッティングが良かった」と振り返った通り、他選手のスコアが伸び悩む中で3バーディ、1ボギーの2アンダー70と安定したゴルフを披露した。
その他、フジサンケイレディス2位タイの松森彩夏が、上田桃子、森田理香子ら歴代女王と並ぶ通算イーブンパー5位タイに続き、今季1勝で賞金ランク3位の藤田光里が通算1オーバー12位タイ。スポット参戦しているロレックスランキング(女子世界ランキング)No.4のフォン・シャンシャン(中)は、6オーバー78の大叩きで通算5オーバー32位タイに後退した。
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