リディア・コが史上最年少での新人賞を獲得!
2014年11月13日(木)午後5:44
今季、米女子ツアーで2勝を挙げているリディア・コ(ニュージーランド)が、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)を獲得した。17歳での受賞は史上最年少。
コは、2012年8月にアマチュアとして参戦したCNカナディアン女子オープンで、同ツアー史上最年少優勝(15歳4か月2日)を達成すると、翌2013年の同大会で連覇を達成。同年10月にプロに転向した。
ルーキーイヤーとなった今季は、4月のスインギング・スカートLPGAクラシックで、ステイシー・ルイス(米)を抑えてプロ初勝利を飾ると、7月のマラソン・クラシックでも優勝。13度のトップ10フィニッシュをマークするなど、年間を通じて好調を維持し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキングで、2位のイ・ミリム(韓)に大差をつけての受賞となった。
また、現在世界ランク、レース・トゥ・CMEグローブでもNo.3につけているコは、40試合連続で予選を通過しており、これは現在同ツアーの最長記録となっている。数々の記録を打ち立てているコだが「夢のようなルーキーシーズンを過ごしています。たくさんのことを学び、いくつかの目標を達成できたことをうれしく思います」と、ここまでのシーズンを振り返っている。
さらに「ルーキー・オブ・ザ・イヤーの受賞者として、数多くの偉大な選手たちと名前を並べられることに誇りを感じます」と、過去にはツアー通算41勝のホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)カリー・ウェブ(豪)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)らが受賞したタイトル獲得に喜びを見せた。
また、コは今週開催のロレーナ・オチョア招待(現地時間13?16日/メキシコ、クラブ・デ・ゴルフ・メキシコ)、さらにシーズン最終戦のCMEグループ・ツアー選手権(20?23日/フロリダ州チバロンGC)にも出場し、レース・トゥ・CMEグローブ優勝者に与えられる100万ドル(約1億1,500万円)のビックボーナス獲得のチャンスも残しているが、果たして最高のルーキーイヤー締めくくりとなるだろうか。