海外女子
今季残り2戦! S.ルイスが5冠に向けて、I.パークと直接対決
2014年11月13日(木)午後0:34
米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待が現地時間13日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコで開幕。残り2試合となった今季終盤戦で各賞レースの熱い戦いが繰り広げられる。
2008年から当時世界ランクNo.1に君臨していたロレーナ・オチョア(メキシコ)が主宰を務め、開催されてきたトーナメントも今年で7回目。昨年はレクシー・トンプソン(米)が、最終日にステイシー・ルイス(米)の猛追を1打差でかわして優勝を果たしている。
賞金ランクの上位選手など36名のみが出場する“超”エリートフィールドで争われる今大会は、各賞レースの行方を決定づける大事な4日間となる。現在、賞金ランク、レース・トゥ・CMEグローブ、平均ストローク、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(POY)の4つの部門でトップに立つルイスは、世界ランクNo.1奪回も視野に5冠を目指す。
その偉業を阻止しようとするのは、現在女王に君臨するインビー・パーク(韓)だ。特にPOYでは、ルイスがアジアシリーズで不調だったこともあり12ポイント差と接戦。賞金ランクでも約35万ドル差(約4000万円)と2大会での逆転も十分にあり、この大会を足がかりにできるか。初日のラウンドでは、すでにルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)を手中に収めているリディア・コ(ニュージーランド)を加えた3人のペアリングが発表されており、直接対決が大きな注目を集めることは間違いないだろう。