岩田が1打差単独2位で最終日へ! 米ツアー初優勝なるか?!
2014年11月8日(土)午後6:49
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間8日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。岩田寛が首位と1打差の単独2位につけ、最終日は米ツアー初勝利に挑む。
第2ラウンドで「65」と猛チャージを見せた岩田が、好調を維持したまま首位との差を詰めた。前半を2アンダーで折り返して迎えたバックナインでは、11番ボギー、12番バーディとした後の16番でスコアを伸ばすと、さらに最終18番パー5では花道から6.4メートルの難しいバーディパットを沈め、6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。トップのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算11アンダーと足踏みするなか、日本人初となるWGC制覇へ、ビッグチャンスが巡って来た。
一方、松山英樹は12番までに3つスコアを落とす苦しい展開ながら、なんとか13番と16番でバーディを奪い、1オーバー73でラウンド。通算イーブンパー24位タイで上位進出への望みを残した。竹谷佳孝は終始ボギーが先行してしまい、3オーバー75で通算14オーバー単独74位となっている。
その他上位は、2打差の3位タイに3日目のベストスコアとなる6アンダー66をマークしたマーティン・カイマー(独)、バッバ・ワトソン(米)が並んだ。通算8アンダー5位タイに、リッキー・ファウラー(米)、ティム・クラーク(南ア)、4打差7位タイには2012年大会覇者のイアン・ポルター(英)、トービヨン・オルセン(デンマーク)がつけ、最終日の逆襲を狙う。
世界ランクNo.2のアダム・スコット(豪)は通算3アンダー15位タイ、同ランク3位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算3オーバー41位タイに。また、11位タイからスタートしたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は9オーバー81の大荒れで、通算6オーバー54位タイに沈んでいる。