イ・ボミが連覇に向け好発進! 上田は12位タイ
2015年5月15日(金)午後5:34
“スマイルキャンディ”が連覇に向け好スタートを切った。
国内女子ツアーのほけんの窓口レディースは15日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に第1ラウンドを終了。ディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ(韓)が5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、首位タイに1打差3位タイで初日の競技を終えた。
アウトから出たイ・ボミは1番でバーディを先行させると、3番、5番でも順調にスコアを伸ばす。7番パー3で唯一のボギーを叩いたが、9番で獲り返すと、17番までスコアカード通りのプレー。そして最終18番パー5を5つ目のバーディで締めくくり、2日目以降につなげた。
今季は出場9戦中6戦でトップ5入りと安定感は抜群で、ここまで賞金ランキングなど主要4部門でトップの成績。しかし、4戦連続2位(タイ)のツアー記録を作る一方で優勝はなく、昨年8月以来、約9か月ぶりとなる栄冠を連覇でつかみたいところだ。
イ・ボミを1打リードしたのはテレサ・ルー(台)とジョン・ジェウン(韓)の2人。今季1勝で現在賞金ランク4位のルーは、ノーボギーの完ぺきなプレーでリーダーボードの最上段を射止めた。イ・ボミと同じ3位タイにリ・エスド(韓)と、上位は海外勢が独占している。
以下、穴井詩が3アンダー69でマークし、日本勢最上位の単独5位。当時アマチュアだった昨季大会最終日を単独首位で迎えるも、「75」を叩いてイ・ボミに逆転を許した柏原明日架、馬場ゆかり、フェービー・ヤオ(台)が2アンダー70の6位タイ、ロレックスランキング(女子世界ランキング)4位のフォン・シャンシャン(中)ら3人が1アンダー71の9位タイで続いた。
また、前週のワールドレディスチャンピオンシップで単独2位に入った上田桃子は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72でプレー。森田理香子、笠りつ子、酒井美紀、茂木宏美、大山志保、若林舞衣子らと12位タイに並んでいる。上位にビッグネームがひしめく混戦を抜け出すのは誰か。
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