上原、単独2位で初優勝に望み! 野村41位タイ
2014年10月11日(土)午後5:42
米女子ツアーのアジアシリーズ第2戦 サイム・ダービーLPGAマレーシアは現地時間11日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで第3ラウンドを行い、2位タイで出た上原彩子が2アンダー71で回り通算11アンダーで単独2位をキープした。単独トップは、タイのポーナノン・パットラムで通算14アンダー。野村敏京は4オーバー75と崩れ通算イーブンパー41位タイまで後退した。
ツアー初Vを目指す上原が、逆転優勝に望みをつなげた。前半こそ1オーバーと苦しんだが、後半に入るとショットがピンに絡み12番から3連続バーディ。その後も手堅くパーでまとめインを3アンダーで回った。結局、この日は4バーディ、2ボギーの2アンダー71をマーク。トップに3打差と、2日目に続き優勝を射程に捉えた。
飛距離では他選手に及ばないが、正確なセカンドショットを武器にアンダーパーを記録した上原。アウトで6バーディを奪ったトップのパットラムは、インでイーブンパー。首位スタートしたリュウ・ソヨン(韓)もインコースで上がり2ホールを連続ダブルボギーとし、3オーバーとするなど、上位選手がインコースで苦戦する中、逆にハーフターン後にスコアを伸ばした。
上位は、リュウ、シェラ・チョイ(韓)、フォン・シャンシャン(中)、リディア・コ(ニュージーランド)が通算10アンダーで3位タイ。この日ベストとなる7アンダー64でラウンドしたアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、チェ・ナヨン(韓)、イルヒー・リー(韓)が通算9アンダー7位タイで続いている。