ルーキーのイが逆転でツアー2勝目! S.ルイス6位タイ
2014年10月5日(日)午後6:40
米女子ツアーのアジアシリーズ初戦 レインウッドLPGAクラシック(中国、レインウッド・パインバレーGC)は現地時間5日、最終ラウンドを行い、3位タイでスタートしたイ・ミリム(韓)が4アンダー69をマークし通算15アンダーで優勝した。
ルーキーのイが、早くもツアー2勝目を挙げた。前半で3つスコアを伸ばすと、12番でボギーを叩いたが16番でバーディ。1打差トップで迎えた17番パー3では、ティーショットを左に曲げ池ポチャしそうになったが、奇跡的にボールがグリーンを囲む岩に止まり、ここから辛くも2オンした。すると10メートルを越える長いパーパットを見事に沈め、このホールをパーセーブ。最終18番も第2打をグリーン左のバンカーに入れたが、サードショットでしっかりピンに寄せバーディで締めた。
これでイは、マイヤーLPGAクラシックに続くツアー2勝目をマーク。この時は、インビー・パーク(韓)とのプレーオフを2ホール目で制して初勝利したが、今度は世界ランクNo.1のステイシー・ルイス(米)と同組で回り逆転優勝する快挙を達成し、リディア・コ(ニュージーランド)が独走している新人王レースを盛り上げる存在となってきた。
トップタイで出たルイスは、2バーディ、4ボギーの2オーバー75と振るわず通算11アンダーで6位タイ。17番パー3では、イがパーセーブする一方で、短いパーパットを外しボギーを叩くなど、らしくないプレーが出て優勝を逃した。
2位はイーブンパー73で回り通算13アンダーとしたキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)。通算12アンダーの3位タイにパーク、ブリタニー・ラング(米)らがつけた。