海外女子
M.マーティンに続きM.ウィーも… メジャー覇者が相次いで姿消す
2014年9月12日(金)午前10:13
全英リコー女子オープン覇者モ・マーティン(米)に続き、全米女子オープンチャンピオンのミッシェル・ウィー(米)が大会から姿を消した。
米女子ツアーの今季メジャー最終戦 エビアン選手権は現地時間11日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今大会で右手人差し指のケガから約1か月ぶりの復帰を果たしたウィーだったが、13ホール終了時点で痛みに耐えきれなくなり無念の途中棄権となった。
8月のマイヤーLPGAクラシックで右手に痛みを感じたウィーは初日途中に棄権を表明。後日右手人差し指の故障により3週間から5週間離脱するとLPGAから発表された。それ以来エビアン選手権での復帰を目指してきたウィーだが、大会を前にした医師の診断は「100%ではない」ということだった。
それでも今季メジャー最終戦のティーグラウンドに立ったが、痛みは相当だったようで途中激しく顔をゆがめる場面も。クラブの選択ミスなどらしくないプレーも目立った。結局「痛いのならプレーを続けるべきではない」と医師が進言し、ウィー自身も「続けたかったけどこれを今シーズン最後の試合にしたくない」との結論に至ったという。
大会前には全英覇者マーティンがケガにより欠場を表明。今回のウィーの途中棄権で2人のメジャー王者を欠くことになり、今季のメジャー最終戦は波瀾の幕開けとなっている。