チェ・ナヨンが3季ぶりV! L.コの世界ランクトップが確定
2015年2月1日(日)午後0:54
(写真提供:Getty Images)
米女子ツアーの2015年シーズン初戦 コーツ・ゴルフ選手権は現地時間1月31日、フロリダ州のゴールデンオカラG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2010年賞金女王のチェ・ナヨン(韓)が、4アンダー68をマークして、通算スコアを16アンダーまで伸ばし、12年のCMEグループ・タイトルホルダーズ以来、3季ぶりとなるタイトルを手に入れた。
初戦を制したのは、かつての賞金女王だった。この日、2打差を追いかけ、アウトから出たチェは、序盤からエンジン全開。3番から3連続バーディを奪取するなど、前半を終えて3アンダーとスコアを伸ばす。後半も勢いそのままに12番、14番とバーディを重ねると、この時点でトップに浮上。直後、リディア・コ(ニュージーランド)に再逆転を許したが、我慢比べを制しツアー8勝目を達成した。
10年はツアー2勝を挙げた他、メジャー大会の活躍で23歳にして賞金女王のタイトルを獲得したチェ。12年には6月の全米女子オープンで悲願のメジャー初制覇、シーズン最終戦でツアー7勝目をマークしたが、それ以降は勝ち星に恵まれていなかった。今年は16年リオ五輪もかかる1年、強豪選手が多数在籍する韓国チームの一員に名を連ねるためにも、元賞金女王が最高のスタートを切った。
一方、追われる立場だったコは、一時トップの座を献上したものの、15番のバーディで再び単独トップに。このままシーズン初戦を制するかと思われたが、17番パー4でまさかのダブルボギーを叩き、万事休す。ジェシカ・コルダ(米)、ハナ・ジャン(韓)と並ぶ、通算15アンダー2位タイに終わった。それでもインビー・パーク(韓)を僅差で交わし、男女通じて史上最年少(17歳9か月と7日)で世界ランクNo.1に浮上することが確定した。
日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した宮里藍は7オーバー79と大きくスコアを崩し、通算7オーバー66位タイと残念な結果に終わってしまった。ホールアウト後には「一日通してパッティングのフィーリングは良かったが、ショットのミスが多かった。14番でクリーク、15番でグリーン手前の池に入れてしまい、2ホール連続でダブルボギーを叩いたのが大きく響いた。」と振り返った。また、次週に向けては「今週一週間は長かったのでゆっくり休んで、スイングを調整して臨みたい」とコースを後にした。
【動画】速報!今日の宮里藍「14番はクリーク、15番は池に入れて痛恨の連続ダブルボギー」
【動画】宮里藍インタビュー「パッティングのフィーリングは良かったが、 ショットのミスが多かった」
次週「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」全ラウンド独占生中継!
LPGAツアーシーズン2戦目は、カリブ海バハマへ!
さらに、スマートフォン・タブレットで外出先でもゴルフネットワークが見られる!
J:COM TV スタンダード加入者なら「J:COMオンデマンドアプリ」よりゴルフネットワークが24時間いつでもスマホ・タブレットで、無料でご視聴いただけます!
ゴルフ上達の必須アイテム「GOLF NETWORK PLUS」
2014年のラウンドを「ゴルフネットワークプラス」を使って振り返り、2015年の目標を設定してベストスコアを目指しましょう!
無料ダウンロードはこちら!