松山、王者R.マキロイへの挑戦も完敗に「言葉が出ない」 次週は“第5のメジャー”に参戦
2015年5月3日(日)午前9:04
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(写真提供:Getty Images)
カリフォルニア州のTPCハーディング・パークを舞台に、世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラック・マッチプレー選手権ベスト16の対戦が現地時間2日に行われた。3連勝で決勝トーナメントに進出した松山英樹だったが、世界ランクNo.1のローリー・マキロイに6アンド5で敗れた。
アレクサンダー・レヴィ(仏)、ヨースト・ルーテン(オランダ)、ケビン・ナ(米)とのグループを1位で突破した松山のベスト16の相手はいわずと知れた王者マキロイ。優勝に向けての最大の難関突破に期待がかかったが、1番を両者ともにバーディとした後の2番でマキロイがバーディを奪い、先行を許す。
さらに2ダウンで迎えた6番からは痛恨の連続ボギーを喫しさらに差が広がったものの、5ダウンで迎えた前半最後の9番パー3では、もう少しでホールインワンのショットを放ち、ピンそば約20センチにつけてバーディ。前半を4ダウンで折り返す。
しかし、バックナインに入ってもマキロイの勢いは衰えず。10番ではバンカーからの第3打を直接沈めるスーパーショットを見せると、12番でも2打目をピンそば1.5メートルにつけて世界ランクNo.1の力を見せつけた。この時点で6ダウンとなり、13番パー3をお互いパーとした時点で決着。結果的には、マキロイが格の違いを見せつけた直接対決となった。
この日の結果に「言葉が出ない」とうつむいた松山。「悪いティーショットでもいいラインに行けばチャンスはあった」と言葉を詰まらせつつ「これが世界ランク1位との差なのかな」と力の差を感じていた。
また、予選ラウンドからの4日間を振り返って「良いショットのときは久しぶりにもやもやがすっきりするようなショットがあった。けれど今日はアイアンまでうまく修正できなかった」と新たな課題ができたようだ。
松山は次週、ザ・プレーヤーズ選手権(7日?10日)フロリダ州TPCソーグラス)に出場する。“第5のメジャー"について「今のティーショットじゃ予選も通れないのでしっかり修正したい」と猛省し「今日負けたのでもっと練習しなければ」と気合十分だった。
ベスト8に進出したマキロイは、準々決勝でポール・ケイシー(英)との対戦したものの、両者譲らず日没サスペンデッドで翌日に持ち越しとなった。
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