宮里藍35位Tで最終日へ「昨年と違って自分のパッティングは出来ている、入る入らないは時間の問題」
2015年1月31日(土)午後3:00
米女子ツアーの2015年シーズン初戦となるコーツ・ゴルフ選手権が現地時間30日、フロリダ州のゴールデンオカラG&CCを舞台に、順延となった第2ラウンドの残りと第3ラウンドの競技を終了。宮里藍が通算イーブンパーまでスコアを落とし、35位タイに後退した。
「朝から長い一日で後半は珍しくエネルギー切れした感じがあった」という宮里は第2ラウンドを終えた時点で24位タイとなり決勝ラウンドに進出したが、第3ラウンド出だしの2番をボギーとしてしまう。その後はパーを並べ、1オーバーで前半を折り返すも、バックナインの13番で再びボギー。なんとか、最終18番パー5でこの日唯一となるバーディ奪取に成功し、1バーディ、2ボギーの1オーバー73でホールアウト。
【動画】速報!今日の宮里藍「最終ホールでようやく出たバーディ!両手を挙げて喜ぶ」
第3ラウンドの後半は体力の消耗から下半身が動かずショットが安定しなかったという宮里だったが、「ショットの精度が落ちてることをあえてキャディと話して、自分の中で良い方向に持っていけたことが最終ホールのバーディーに繋がったと思う。」とラウンドを振り返った。
ゴルフネットワークで中継解説を務めるレックス倉本氏は「良いショットを打ってもスコアにつながらない苦しい一日だった。」と語るように、18ホール中14ホールでパーオンに成功し、何度もチャンスにつけたが決めきれないホールが続いた。
「今日はショットが安定していた。ロフト通りのやわらかいボールが打てている時は宮里藍選手の調子が良い時。」とショットについては太鼓判。課題となるのは「33」を数えたパッティングだが、宮里本人は前向きだ。
ホールアウト後のインタビューでは「パッティングのストロークはストレスなく打てている。入る入らないは時間の問題。昨年までは打つことだけで精一杯だったけど、今は自分のパッティングが出来ているので、バーディが来なくてもストレスは無かった。」とパッティングへの不安が無いことを改めて口にした。
シード権を失い、出場できる試合も限られてくる中、開幕戦で確実に予選突破し、明日最終日を迎える宮里藍。「予選を通過した時点で最低限の目標はクリアしている。順位が詰まっているので1打でも良くなれば上位進出のチャンスもある。最終日は思い切ってプレーしたい。」と意気込みを語った。
単独首位に立ったのは、昨季新人賞と年間女王を獲得したリディア・コ(ニュージーランド)。前半を4アンダーで折り返すと、10番からは連続ボギーを喫したものの、直後の12番から圧巻の5連続バーディ。9バーディ、2ボギーの7アンダー65と第3ラウンドのベストスコアを叩き出し、後続に1ストロークのリードを得た。ツアー通算6勝目となる優勝を果たせば、自身初となる世界ランクNo.1に立つ可能性もあり、最終18ホールにプレーに注目が集まる。
大会最終日の模様は明日2/1(日)早朝5時よりゴルフネットワークで独占生中継!ぜひお楽しみに。
【動画】大会3日目 宮里藍インタビュー「自分のパッティングは出来ている。入る入らないは時間の問題」
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