アン・ソンジュ、「結婚してから・・・」周囲の雑音に打ち勝ち、完全V! 今後の目標は「平均ストロークで60台を」
2015年7月26日(日)午後8:10
(写真提供:Getty Images)
26日、国内女子ツアーのセンチュリー21レディスゴルフトーナメント(静岡県、伊豆大仁カントリークラブ)は最終ラウンドの競技を行い、昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)が2アンダー70でラウンドし、通算15アンダーまでスコアを伸ばして今季初勝利を挙げた。
初日からリーダーボードのトップを守り続けてきたアンは、この日も持ち前の安定したプレーを発揮。立ち上がりの2番でバーディを奪うと、その後はパープレーを続け、ボギーを叩かず。終盤の16番でもスコアを伸ばすと、結局2バーディ、ノーボギーでホールアウトし、後続とのリードを守りきった。
ボギーを叩いたのは第2ラウンドの2つだけと、終始安定したプレーを続けていたアンだが、一時は後続に並ばれるなど決して楽な戦いではなかった。さらに優勝は昨年10月の富士通レディース以来。「結婚してから、勝てない。そう周囲が話しているのが耳に入ってきた。そんなことはないのに・・・。だから、どうしても勝ちたい。勝ちたかった」と、切望していた勝利をつかみ取った。
賞金ランキングは現在12位。トップを走るイ・ボミ(韓)とは大きな差があり、2年連続賞金女王への道は厳しいが「去年、達成できなかった平均ストローク60台を目指していく」と今後の目標を口にした。現在の平均ストロークは70.6176だが、達成することはできるだろうか。
トップと1打差の2位タイには、菊地絵理香とペ・ヒキョン(韓)。菊地は前半4バーディ、後半3バーディをマークし、こちらもノーボギーの7アンダー65と猛追を見せたが一歩及ばず。通算12アンダーの4位タイには若林舞衣子と東浩子が入っている。
アマチュアの新垣比菜(興南高2年)が通算10アンダー6位タイに入り、前週に続いてローアマチュアを獲得。また、勝みなみ(鹿児島高2年)も通算9アンダー8位タイでトップ10入りを果たしている。4位タイからの逆転を狙ったイ・ボミは1アンダー71と伸び悩み、通算8アンダー11位タイとなっている。
センチュリー21レディスゴルフトーナメント「とことん1番ホール生中継」
国内女子ツアー第19戦。昨年新規開催された大会だ。昨年大会は、最終日1打差でスタートしたイ・ボミが制している。ゴルフネットワークでは、今大会を「とことん1番ホール生中継」でお届け。伊豆大仁カントリークラブの1番ホールは、谷越えの豪快なパー5。要所にフェアウェーバンカーが構えており、正確性も問われるホールだ。昨年はこの1番で躓いて優勝を逃した選手もいるだけに、緊張高まるティーショットとなるだろう。
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「とことん1番ホール生中継」とは?
「とことん1番ホール生中継」と題して、『とことん』こだわったゴルフネットワークオリジナルの中継をお届けします。1番ホールのティーショットからホールアウトまで、各選手のプレーをスタート順にLIVEで中継。飛距離やスイング、コース戦略など各選手の違いや特徴をゴルフ専門局ならではの視点で詳しくお伝えします。
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