藍「68」で10位タイ発進! リベンジ誓う有村はやや出遅れ
2014年7月18日(金)午前9:04
前週のメジャー大会、全英リコー女子オープンで苦渋を味わった宮里藍が久々に好スタートを切った。
米女子ツアーの今季第18戦 マラソン・クラシックは現地時間17日、オハイオ州のハイランド・メドーズGCで第1ラウンドの競技を終了した。メジャーの翌週にもかかわらず、ステイシー・ルイス(米)を筆頭に、リディア・コ(ニュージーランド)、レクシー・トンプソン(米)、ミッシェル・ウィー(米)らトップランカーが集結。
そんな中、不振脱却を狙う藍が5バーディ、2ボギーの3アンダー68をマーク。課題に挙げるパッティングも「29」パットとまずまずの結果を残し、キャリア自己ベストのスコア(9アンダー62)で単独トップに立ったローラ・ディアズ(米)に6打差ながら、リュウ・ソヨン(韓)らと並ぶ10位タイの好位置を確保した。
また、ここまで日本勢でもっとも賞金を稼いでいる野村敏京(同ランク39位)は、フェアウェーキープ率が50%とティーショットに苦しんだものの、3バーディ、1ボギーにスコアをまとめて2010年大会覇者のチェ・ナヨン(韓)、キャロライン・ヘドバル(スウェーデン)らと同じ17位タイに続いている。
昨季大会でツアー初優勝のチャンスを迎えながら最終日に沈黙して7位タイに終わった有村智恵は、イーブンパー71とスコアを伸ばせず、上原彩子、トンプソンとともに48位タイと今一つの初日となった。
前週、ツアー初優勝をメジャーの舞台で飾ったモ・マーティン(米)が、今週も好調をキープ。「まだ疲れが残っている」と言いながらも、最終ホールをバーディで締めくくりノーボギーの4アンダー67で4位タイ。「今日はとても安定したゴルフが出来ました。ミッシェル(ウィー)とソヨン(リュウ)とのプレーは楽しかったです」と白い歯を見せた。
一方、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のルイス(インスタート)は1アンダー70でホールアウトし、ディフェンディング・チャンピオンのビートリス・レカリ(スペイン)、6番パー3でキャリア初のエースをマークしたクリスティー・カー(米)と同じ33位タイにつけている。