C.モンゴメリー混戦制しメジャー2勝目! B.ランガー自滅
2014年7月14日(月)午前9:36
コリン・モンゴメリー(スコットランド)がツアー初優勝を目指したジーン・ソアーズ(米)とのプレーオフを制し、逆転でメジャー2勝目を挙げた。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、全米シニアオープンは現地時間13日、オクラホマ州のオーク・ツリー・ナショナルを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日首位に4打差の単独4位からスタートしたモンゴメリーが難コース相手に4バーディ、2ボギーの2アンダー69をマーク。通算5アンダーで前日のトーナメントリーダー、ソアーズとのプレーオフに持ち込んだ。
3ホールマッチのプレーオフでは、終始優位にマッチを進めたモンゴメリーがソアーズを1打差で振り切り、今季のシニアPGA選手権に続くメジャー2勝目を達成した。同じ年にシニアPGA選手権と全米シニアオープンを制したのは史上5人目の快挙。レギュラーツアー時代、何度も優勝争いを演じながら遂に勝てず涙をのんだメジャーだが、シニア入りしてからリベンジを果たした格好だ。
2人が抜け出す展開の中、4打差の通算1アンダー3位タイに入ったのがデビッド・フロスト(南ア)とウッディ・オースティン(米)。ビジェイ・シン(フィジー)が通算イーブンパーでジェフ・スルーマン(米)らと5位タイに入った。
一方、本命のベルンハルト・ランガー(独)はまさかの大乱調。グリーン上で精彩を欠き、2バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの6オーバー77を叩いて通算2オーバー。かろうじてトップ10には入ったが9位タイで4日間の競技を終えている。
尚、日本勢は井戸木鴻樹と奥田靖己が予選落ち。室田淳は棄権している。