B.ランガー、プレーオフにもつれるも貫禄勝ち!
2014年6月30日(月)午前11:03
本命ベルンハルト・ランガー(独)の圧勝はならなかったものの、ジェフ・スルーマン(米)とのプレーオフを制し今季3勝目を達成した。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第3戦 コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権は現地時間29日、ペンシルベニア州フォックスチャペルGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。目下シニア最強のランガーとディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)が最終組で激突したこの日、前半は互いにスコアを伸ばし合う一騎打ちの様相を呈したが後半に入って互いに失速。10番でボギー、12番でダブルボギーを叩いたランガーに対し、ペリーは12番、13番、16番をボギーとし、まずはペリーが優勝戦線から脱落。
この間隙を縫ってこの日5バーディ、ノーボギーでプレーしたスルーマンが通算15アンダーの単独トップでひと足先にホールアウト。その後17番のバーディで追いついたランガーが再びトップに並び決着はプレーオフに持ち越された。
18番パー5で行われたサドンデス1ホール目はともにパーで分け合い、迎えた2ホール目。パーをセーブするのがやっとのスルーマンに対しランガーがバーディを奪って74ホールの長丁場に終止符。紆余曲折がありながら、終わってみれば結局勝つべき人が勝った。そんなメジャー第3戦の結末だった。
通算14アンダー単独3位にラス・コクラン(米)が入り、ペリーは通算13アンダー単独4位で終戦。通算11アンダー単独5位にマーク・マクナルティ(アイルランド)が入っている。
尚、今大会に日本勢は出場していない。