絶好調M.ウィー好発進! ダブル宮里ら日本勢は出遅れ
2014年6月28日(土)午前10:26
先の全米女子オープンで悲願のメジャー初優勝を飾ったミッシェル・ウィー(米)が、好調な流れそのまま好発進を切る中、日本勢はスタートダッシュならなかった。
米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間27日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に開幕。宮里藍が歴代優勝者に名を連ねる今大会は日本勢と相性が良いことで知られているが、今回5人出場している日本勢最上位はルーキーの野村敏京。
爆発力のある野村らしく6つバーディを奪ったがボギー2つ、13番パー4でダブルボギーを叩くなど浮き沈みの激しいラウンドで2アンダー69は、単独トップのエリーナ・シャープ(カナダ)に4打差の25位タイからのスタートとなった。
しかし先輩たちは苦戦。今シーズン、パットに苦しむ宮里藍はやはり今週もグリーン上で精彩を欠き2バーディ、2ボギーのイーブンパー71止まりで58位タイと出遅れた。
さらに宮里美香が1オーバー72で77位タイ、上原彩子が2オーバー73で94位タイ、有村智恵は上がり2ホール連続ボギーで3オーバー74と乱れ「いいところが1つもなかった」と108位タイからのスタートに肩を落とした。
首位に立ったシャープに1打差の2位タイに2週連続優勝を狙うウィーとアレハンドラ・ラネザ(メキシコ)が続き、2打差の4位タイにリュウ・ソヨン(韓)、ジェニファー・ロザレス(フィリピン)、ポーナノン・パットラム(タイ)、フォン・シャンシャン(中)、キャロライン・へドバル(スウェーデン)ら国際色豊かな面々が名を連ねている。
週末は何といっても今季完全復活を果たし、この日もノーボギーでプレーしたウィーがどこまでスコア伸ばすかが優勝争いの焦点になりそうだ。
その他の主な選手は野村と同じ25位タイに、インビー・パーク(韓)、リディア・コ(ニュージーランド)らがつけたが、世界ランク1位のステイシー・ルイス(米)は1アンダー70、43位タイとやや出遅れている。