W宮里含む常駐組5人が参戦! 藍、得意大会で復活なるか?
2014年6月26日(木)午前11:07
W宮里を含む日本勢5人が全米女子オープンの雪辱を果たそうと燃えている。
米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権は現地時間27日、アーカンソー州のピナクルCCを舞台に開幕。歴代チャンピオンには韓国、台湾、日本のアジア勢がずらりと顔を並べ、2012年には宮里藍が宮里美香との優勝争いを制しツアー通算9勝目、昨季も美香が単独3位、有村智恵が7位タイ、藍が11位タイに入るなど、相性の良い大会だ。
今季は藍、美香、有村、上原彩子、野村敏京の常駐組5人がフル参戦。前週の全米女子オープンで予選落ち(野村は出場していないが)に終わった屈辱を糧に必ずや這い上がってきて欲しい。また、藍にとっては2年前の同大会を最後に勝ち星から遠ざかっており、得意大会での復活なるかに注目が集まっている。
ディフェンディング・チャンピオンはインビー・パーク(韓)。怒涛の強さを見せた昨季とは違い、今季は2週前のマニュライフ・フィナンシャルLPGAクラシックでやっとシーズン1勝目を飾ったばかり。だが、連覇に挑んだ全米女子オープンでは43位タイとふがいない結果に終わっており、こちらも立て直しを図る機会を狙っている。
パークとは対照的に勢いに乗っているのが母国のナショナルオープンで“ワンツー”を飾ったミッシェル・ウィー&ステイシー・ルイスの米国勢2人だ。一気に自分たちの時代に流れを持っていこうとしている2人は同時に外国勢が強いツアーにあって米国の星でもある。期待を一身に背負う戦いが続く。
その他、リディア・コ(ニューランド)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、レクシー・トンプソン(米)、リュウ・ソヨン(韓)、クリスティー・カー(米)、ポーラ・クリーマー(米)ら実力者たちもそろって参戦し、激戦を繰り広げる。